李00的天地

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　不況知らずのアムロ旋風が止まらない。若い女性の圧倒的な支持を受ける歌手、安室奈美恵（３１）の全国ツアーに、女子小学生や男性の姿もまじり始めた。ベスト盤「ＢＥＳＴ　ＦＩＣＴＩＯＮ」も、自身初の２００万枚に迫る勢い。安室人気復活の秘密に迫る。

　天性の歌声、激しく高度なダンス。着替えの時間を除けば、トークなしで約２時間半、３０曲を歌い踊り続ける。中でも、セクシーに腰をグラインドさせながら上下動を繰り返す姿は圧巻だ。

　「自分からは決して言いませんが、ジムで体力維持と筋力アップを欠かさない」と関係者。「特にツアー前２、３か月の努力はすごい。昨年夏までは、普通にスタイルのいい安室さんだった。それがジム通いと毎日のスタジオリハーサルで、ツアーが始まる１０月にはアスリート並に全身の筋肉が引き締まっていました」という。

　今年６月の台湾、７月の上海を含めると、日本人の女性ソロアーティスト史上最多の約５０万人を動員する。

　振り返れば、小室哲哉のプロデュースを離れた２００１年ごろから数年はＣＤの売り上げが伸びず、低迷した。０２年の離婚も影響したのか、安室自身、自分の見せ方が分からず「すごく不安だった」という。

　が、「大好きなＲ＆Ｂを中心にライブを続け、女性ファッション誌の表紙を大事にした。曲づくりでは自分の世界観にとらわれず、作詞作曲は一流の作家陣に任せるなど役割分担したことも人気の一因では」と関係者。

　オフは長男（１０）、ミニチュアダックスフント２匹との生活を優先。その一方で、内外の有名アーティストの公演に頻繁に足を運ぶ。他から学ぶ姿勢も復活の陰にあるといえそうだ。